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新宿区の公園のベンチが「意地悪ベンチ」と批判  「行政の悪意」は本当?

小ネタ

新宿区内の住宅街にある児童公園に設置してある、アーチ状のベンチが「意地悪ベンチ」「排除ベンチ」として物議を醸しだしている。

新宿区長のXより

確かにこのベンチは最上部の板のみが地面と平行で、残る4枚は弧を描くように斜めになっており、寝そべるには不向きな作りとなっている。ホームレス対策の「排除ベンチ」「行政の悪意」などと批判の声が殺到している。

 さらに米山隆一衆院議員も自身のXで「真面目にこれ、転倒リスクがありますし、飲み物や食べ物の位置がちょっとずれただけで、下に落ちたり、こぼれて服を汚したりしそうです。行政の苦労は分かりますが、私は残念な御対応だと思います」と苦言を呈している。

 これに対して新宿区の吉住健一区長は自身のXにて「約30年前から近隣住民の要望を受けてこの形状になっています ホームレス対策ではなく住宅地における夜間の騒音防止です 地元からの苦情はありません」と釈明のコメントを自信がベンチに座る姿と一緒に投稿した。

 

設置理由となった騒音問題の詳細は不明であるが、排除目的で新たに設置されたものでは無いようである。

そもそも地域の公園とベンチは何の目的で誰が使うためにある物なのか?ホームレス支援者の排除ベンチに対する批判の意見も理解できるが、元々ホームレスのために作られた公園やベンチは存在しないであろう。

 「行政の悪意」と言うより、ネットに上がった批判の声に追従する形の意見が広がっていく「ネット社会の悪意」と感じてしまう。

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