前回第62話 受験勉強のひと時に開かれたお菓子パーティー。谷くんも参加するが、受験勉強に集中する谷くんを、むしろ心配する鈴木だった。
志望校を❝T市大学❞に決め受験勉強に集中する谷くんと、そんな谷くんを心配する鈴木。
お互い受験に集中するも、二人の時間も大切にしているようですね。
明らかに疲れを見せているのに、鈴木にそのことを問われても認めようとしない。
なぜ?
鈴木の『距離置こっか』が原因か?
谷くんからしたら、何の前触れもなく不意打ちみたいに言われた一言だったから、よけい響いちゃったかな?
谷くんは人に❝つらい❞とか弱みを見せれないタイプなのか?鈴木の一言で拍車が掛かったのかも。
でもこの状況で、「疲れてる」とか「つらい」とか言えないのはチョット重症ですね。
❝背中を押したつもりが むしろ追い詰めてる?❞と感じてしまった鈴木。
お互いの思いが空回っている感じがします。
いつもの分かれ道、谷くんが歩く道に影が差しているのが、今の谷くんの置かれている状況を表しているみたいですね。
矛盾した気持ちを抱えながら勉強に勤しんでいますが谷くんですが、鈴木に背中を押してもらったと感じているようで、この辺の気持は通じているみたいです。
クリスマス
ディナーを楽しんだあとは、決戦が待っていました。
谷くんの「…大丈夫 何か 悩みとかあったら…」に突っ込む鈴木。
今回の谷くん、鈴木に突っ込まれてばっかりですね。
自分の脆さを認められずに、好きだからこそ強いフリしていた谷くん。そんな谷くんの気持を解きほぐした鈴木。
❝しんどい❞時に❝しんどい❞と言えるって大事なことですよね。
普段から愚痴の様にこぼす人も言えれば、なかなか表現できない人もいます。
大人になる前に鈴木に気づかされた谷くんはラッキーかもしれませんね。
これで、谷くん、平、西さんのそれぞれ抱えていることが解決しましたね。
そして無事受験も終わったようです。
次回は卒業式、この作品も終わりが近いのか?
なんか唐突に最終回の足音が聞こえてきた気がします。
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