番外編を一回はさんで連載再開。
第60話の感想を語りたいと思います。
前回第59話 鈴木ー谷くんの話でした。谷くんが志望校選びについて相談しなかったのは、自分が言いずらい雰囲気を作っていたとちょっと自己嫌悪なる鈴木。そして、谷くんの邪魔になりたくないから「距離置こっか」。その言葉を拒否する谷くん、二人は分かりあったかの様にみえたけど・・・。
今回は山田ー西さんの回ですね。
西さんとお母さん
西さんの幼少期の頃の回想シーンから、志望校選びのシーンへ。
西さんのお母さんは無難なところで娘を落ち着かせたいタイプ見たいですね。
そしてそのお母さんに従ってきた西さん。
「私は 今までずっと 選択してもらってばかりだった」
でもそれではダメな時がついに来たようですね。
❝否定される怖さ❞を抑えて、母親に自分の希望を伝えた西さん。
ちょっとお母さんが納得して無いようなので、西さんも気持ちがザワザワしています。
西さんのお母さんも良かれと思ってのことなのでしょう。毒親と言うほどでもないですし、西さんがこれまで受け入れてきたから出来上がってしまった関係ようです。
西さんのお母さんは常識から外れず、安全パイな道を選ぶタイプ。そしてお父さんは人の意見を尊重する穏やかなタイプ。
西さんの性格はこの二人譲りな感じがします。
そこまで考えてキャラ作りしているとしたら凄いですね。
山田と西さん
❝気持ちがザワザワ❞して山田に「もう少し一緒にいたい・・・」という西さん。
そして山田の部屋でアヤシイ雰囲気になる2人。
『健太郎くんって・・・したいのかな・・・?そうゆうこと・・・「私と」?え・・・なんか・・・変なの・・・』
『「嫌」・・・では・・・ないかも?・・・わからない』
『・・・もし また断ったら どう思うんだろう・・・どう思われるんだろう・・・ガッカリされる・・・?』
『いいよ・・・って言ったら・・・もっと好きになってくれる・・・?健太郎くんはどうしたい・・・?』
いろいろ悩み過ぎて大事な決断を山田にゆだねてしまう西さん。
ここで山田のファインプレーがさく裂。
『俺の顔色なんかどうでーいいから』と西さんを解き放つ一言。
山田ただのパリピではなかった!初登場の頃と比べるとだいぶ印象が変わりましたね。
『本当は「自分の意見に自身がない」からふあんだったんだ』
問題は相手ではなく自分の中にあったことに気づきましたね。
西さんも長く自分の中でモヤモヤしたものが分かって前を進むことができたようです。
お母さんとの関係も変わるかもしれませんね。
しかし今回の西さん可愛かった。
人としても女の子としても一歩大人に近づいた感じがします。
鈴木ー谷くんペアよりリードしたかな?
コメント