話題のニュースから、ニッチなことまで

スキマ時間の暇つぶし

名作の舞台『JR根室線富良野―新得間』ラストラン

地域

北海道のJR根室線富良野―新得間(81.7キロ)が31日、すべての運行を終え、117年の歴史に幕を閉じた。

1907年に開業した同区間は、道央と道東を結ぶ大動脈として人や貨物を運んだ。1981年の石勝線の開通で利用者が減り、2016年8月の台風被害後は一部の区間をバスに代行輸送を続けていた。

 昨年3月のJRと沿線自治体の協議により廃止・バス転換が合意された。4月1日より代替バス運行が開始しとなった。

名作の舞台

 同区間は名作の舞台にもなっており、富良野市の布部駅はドラマ『北の国から』、南富良野市の幾寅駅は映画『鉄道員』のロケ地としてファンの間では有名である。31日には各駅でお別れセレモニーが行われ、JR布部駅で31日に地域住民主催のセレモニーには富良野市在住の脚本家倉本聰さんも参加して、「ここの待合室で構想を練ったのが『北の国から』。寂しいですね」とコメントを残した。

同区間の今後

 多くの住民や両作品のファンに見守られて117年の運行の歴史に幕を閉じたJR根室線富良野―新得間。よく4月1日から代替バスによる運航が各区間で開始になっている。

 バスの増便や通院する人や高齢者の利用にも配慮し、車いすでの乗り降りがしやすいリフト付きのバスを導入も開始となった。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました