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はしか(麻しん)流行 

時事

感染力の強いはしか(麻しん)の感染報告が国内で相次いでいる。世界的な流行の影響で、海外からの帰国者や旅行者を中心に少なくとも20人の感染が確認されており、昨年1年間の3分の2を超えた。

日本は2015年に世界保健機構(WHO)から「排除状態」と認定されており、以後の感染は海外から持ち込まれたウイルスによる。

はしか感染力が非常に強く、同じ空間にいるだけで空気感染する。2月24日にアラブ首長国連邦から関西空港に到着した旅客機の乗客10人と、関空などにいた3人が麻疹と診断されている。感染者の中にはミュージカルやコンサートを見に行った人もおり、運営側が参加者に注意喚起した。

はしかの症状

  • 38℃前後の発熱、咳、目ヤニ、鼻水
  • コプリック斑(頬の内側の白い斑点)
  • 全身性の発疹

 予防法はワクチン接種

はしかの感染は手洗いやマスクでは予防しきれず、予防するにはワクチン接種が必要である。

年代接種回数
~1972年9月30日接種なし
1972年10月1日~
 2000年4月1日
一回接種
※)流行時に2回接種の年代もあり
2000年4月2日~2回接種

現行の定期接種は1歳と小学校入学前の子どもだが、コロナウィルスの流行以降接種率が低下してきている。50歳以上の人は幼少期に感染し免疫を持っている場合もあるが、接種歴が不明な人は医療機関での抗体検査も勧められています。

まとめ

はしかは重篤化すると、肺炎や脳炎を合併し、1000人に1人がなくなっている。家庭内感染や集団感染のリスクも高い。こまめな手洗いうがいと適切なワクチン接種が必要のなってくる。

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