2026年放送のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』に俳優の仲野太賀さんが、主人公豊臣秀長役で出演することになりました。
仲野さんと言えば現在放送中のNHKの朝ドラ『虎に翼』に主人公・寅子の夫・優三役を好演しています。
仲野さんは大河ドラマにもこれまで5回出演しており、その出演作を挙げてみました。
- 風林火山(2007年) – 上杉龍若丸 役
- 天地人(2009年) -直江景明 役
- 江~姫たちの戦国~(2011年) – 豊臣秀頼役
- 八重の桜(2013年) – 徳富健次郎(徳冨蘆花) 役
- いだてん~東京オリムピック噺~(2019年) – 小松勝 役
江~姫たちの戦国~では豊臣秀頼を演じています。この時演じた秀頼役について、仲野さんはこう振り返っています。
まだ何者でもない10代の俳優だった自分に、初めてと言っていいほどの反響をいただいて、キャリアの中でもすごく大きな経験でした。そして今作も豊臣。とても縁があるなと思っています。
豊臣秀長とは? 過去に演じた俳優は?
豊臣秀長と言えば兄である秀吉の補佐役として天下取りに貢献しました。
各諸大名との調整役や、秀吉に異を唱えることのできる人物として「秀長が長生きしていれば豊臣の天下が安泰だった」と言われています。
前作『どうする家康』では秀吉をムロツヨシさん、秀長を佐藤隆太さんが演じていました。
過去の大河ドラマで秀吉、秀長役を演じたのは
- 「太閤記」(65)秀吉=緒形拳(主演)、秀長=冨田浩太郎
- 「おんな太閤記」(81)秀吉=西田敏行、秀長=中村雅俊
- 「春日局」(89)秀吉=藤岡琢也、秀長=益富信孝
- 「秀吉」(91)秀吉=竹中直人(主演)、秀長=高嶋政伸
- 「功名が辻」(06)秀吉=柄本明、秀長=春田純一
- 「江~姫たちの戦国~」(11)秀吉=岸谷五朗、秀長=袴田吉彦
- 「軍師官兵衛」(14)秀吉=竹中直人、秀長=嘉島典俊
- 「真田丸」(16)秀吉=小日向文世、秀長=千葉哲也
- 「どうする家康」(23)秀吉=ムロツヨシ、秀長=佐藤隆太
結構いろいろな方々が演じていますね。
仲野さんは秀長役を演じることになってこう答えています。
隣にいる兄が偉大すぎて、これまでなかなかフィーチャーされてこなかった人物の人生を演じることは、未知な部分もありますが、きっとドラマをご覧くださる皆さまにも知らない部分があると思うので、すごく自由度があって楽しく演じられるのではとワクワクしています。
気になる他のキャスティングは?
今のところ主役の秀長以外のキャスティングは発表になっていませんが、やはり一番気になるのは兄秀吉役でしょう。
秀吉は秀長より3歳年上になります。仲野さん現在31歳というこを考えると30代中盤から40代前半の方が丁度いいかと思います。
秀長以外では一番重要な役どころなので、主役級の俳優さんでここ数年大河に出演してない方から選ばれるのではないでしょうか。
個人的には柳楽優弥さんに期待したいです。
寧々・北政所
秀長と共に秀吉を支えた人物と言えば、妻寧々をおいて他にいないでしょう。
『どうする家康』では和久井映見さんが穏やかな寧々を演じており、ムロツヨシさん演じる野心的でちょっとサイコな秀吉と対照的でした。
過去には、佐久間良子さん、沢口靖子さん、浅野ゆう子さん、酒井法子さんなどらが演じており、寧々をどのように作り上げるかで豊臣家のイメージが変わってくるので、誰が演じるか気になるところです。
なか・大政所
立身出世を目指して出奔していた秀吉と違い、家に残り百姓をしてた秀長なので、母親のなかと共に畑仕事をしながら暮らしていた姿も描かれるでしょう。
これまでの作品以上になかの出演シーンが多くなりそうです。
木下家、羽柴家、豊臣家の家族の物語が描かれるなら、なかも今までにない描かれ方をされるかもしれませんね。
藤堂高虎
110万石の大名になる秀長なので、家臣も多く召し抱えています。その中で最も有名なのは藤堂高虎でしょう。
「築城の名人」と言われ、伊予今治藩主を務めた人物です。
これまで大河ドラマで大きく取り上げらえることがなかった人物ですが、今回は秀長の側近としてクローズアップされるかもしれないことを考えると、誰が演じるか気になるところです。
まとめ
その他にも、秀長の正室や姉のあさひなど気になる役どころが沢山います。
信長、家康など有名武将のキャスティングを含めて注目して行きたいと思います。
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