5月から始まったテレビアニメ『鬼滅の刃 柱稽古編』も残すところあと2話となりました。
最終回となる第8話が60分、第7話が40分に時間を拡大して放送され、特別上映会も開催されることが発表となりました。
前回放送された第6話は、炭治郎が最後の柱稽古となる岩柱:悲鳴嶼の課した、岩を押し進める課題をクリアしようというところで終了しました。
原作と照らし合わせても残りわずかとなった『柱稽古編』の今後の展開を予想してみようと思います。
これまでの展開を振り返る
これまでの展開を振り返ってみると、短いストーリーの『柱稽古編』を1クール(実際には2か月の放送であったが、時間拡大版を含めると3カ月分の放送に値する放送内容であった。)に収めるため、多くの人の予想通り、オリジナルのストーリーが盛り込まれてきました。
しかし、原作の話を大きく曲げるような新たな話を盛り込むのではなく、各エピソードの話の肉付けや補完をするような形を取っており、ストレスなく見ることができました。
例えば、音、霞、恋、蛇の4人の柱稽古は原作では1話で収まっているが、それぞれの柱と炭治郎や他の隊員たちとの交流を交えて話を作り、無理なく展開を伸ばしています。
また原作より早い段階で無残と鬼殺隊を探る鳴女の話を挟み込んでいき、常に視聴者に次の決戦への繋がりを意識させ、緊張感を与える演出は効果的でした。
残りのエピソードは?
- 炭治郎に過去を語る悲鳴嶼
- 炭治郎、玄弥、伊之助の食事シーン
- 善逸の決意
- 不死川と義勇の稽古
- 無残襲来から産屋敷自爆
- 柱集結から無限城転送
大きく6っつのシーンに分類してみました。
無限城に移動すると、上弦・弐童磨との戦いが始まりますが、そこまで話を引っ張ることはないと思っています。
各エピソードに話の肉付けをすると思いますが、特に産屋敷と無残のシーンは上手にボリュームアップさせると、見ごたえがありそうです。
原作では約2ページで済ませている善逸が決意するシーンも、ストーリーを補完すると面白い物ができそうですね。
『柱稽古編』はどこで終わる?
以前も予想しましたが、私は原作の第139話「落ちる」で『柱稽古編』は締めくくられるのではないかと思います。
お互いを認識し激昂する炭治郎と無残、この後続く激しい最終決戦を予感させるシーンで終わるのが一番盛り上がり、話の切りもよいと思います。
『鬼滅の刃』としては穏やかに話が進んだ『柱稽古編』は、まさに嵐に前の静けさでした。最終決戦にむけて、どのように話をつなげていくのか最後まで楽しみに見ていきたいと思います。
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