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怪獣8号 アニメ化 4月13日(土)より放送開始

漫画・アニメ

ジャンプ+で連載中の人気マンガ、「怪獣8号」がアニメ化がきまりました。

公式サイトによると、令和6年4月13日(土)23時より、テレビ東京系列ほかにて放送。X(Twitter)にて全世界リアルタイム配信、各種動画配信サービスにて毎週土曜23:00より順次配信開始となっています。

製作はProductionI.G。公式サイトでは高いクオリティの動画が公開されており、ファンの期待を高めてくれています。

 2022年8月にアニメ化のアナウンスがされてから、ついに来月放送開始となる「怪獣8号」のストーリー、見どころ、人気の理由などをまとめてみました。

※)一部個人的な見解、ネタバレを含みます。

怪獣8号とは

怪獣8号」とは集英社の配信漫画サイト「少年ジャンプ+」で2020年7月3日より連載。松本直也による架空の日本を舞台にしたアクション漫画。2023年12月の時点での国内累計発行部数は1200万部(デジタル版含む)。

「少年ジャンプ+」では「SPY+FAMILY」とならぶ人気作となっている。

作者:松本直也

 作者の松本直也氏について簡単に触れておこうと思います。

過去の連載作品

  • ねこわっぱ!~週刊少年ジャンプ 2009年50号 – 2010年11号に連載
  • ポチクロ~ジャンプ+ 2014年9月22日 – 2015年7月31日に連載

他数本の読み切りをジャンプ系の増刊雑誌で掲載していたが、本作「怪獣8号」が最大のヒット作となった。

ストーリー

現代日本を舞台に、怪獣があらわれた架空の世界。怪獣の発生率が世界指折りの怪獣大国日本で、人々の生活を守るために、日々怪獣と戦うのが日本防衛隊。主人公日比野カフカは、幼いころ自身の住む町を怪獣に破壊された際に、幼馴の亜白ミナと「二人で怪獣を全滅させよう」と誓い合っていた。

 時がたちミナは日本防衛隊の隊長として活躍していたが、32歳になったカフカは、夢やぶれて怪獣専門清掃業者(株)モンスタースイーパーで働きながら、悶々とした日々をすごしていた。

 そんななか、新人アルバイト市川レノとの出会いから、再び防衛隊試験に臨むことを決意したカフカであったが、小型の怪獣に侵入されたことで怪獣化してしまい、怪獣8号と呼ばれるようになってしまう。                   

 カフカは自身が怪獣8号であることを秘密にしたまま、防衛隊の入隊試験に合格。防衛隊員として怪獣討伐に身をおくこととなる。

怪獣8号の見どころ

主人公 日比野カフカ

物語の一番の魅力は主人公日比野カフカでしょう夢破れて悶々とする日々を送りながらも、ひねくれない性格。怪獣という未知の力を、大切なものを守るために自身のものにしていくために立ち向かっていく姿は、少年ジャンプの主人公としてふさわしいでしょう。

特に物語最大の謎、なぜカフカは怪獣になったのか?カフカを怪獣にした小さい怪獣は何者か?解き明かされる日が楽しみです。

また、カフカは最近の少年漫画の主人公としては、32歳と年齢が高いですが、少年に血を流させながら戦わせる昨今の少年漫画の風潮に対するアンチテーゼとなっているのではないでしょうか。

魅力あふれるキャラクター達

主人公カフカ以外にも魅力あるれるキャラクターが沢山いるので、その中から代表的な3人をピックアップ。

亜白ミナ~主人公の幼馴染で防衛隊第3部隊隊長として、強さと凛としたたたずまいで、世の人気を集めている。カフカが防衛隊に入隊したにのは、彼女の隣に立ちたいためである。カフカとの直接の絡みがあまり描かれていないのは、今後の展開を盛り上げるための演出か?

市川レノ~怪獣清掃業者のカフカの後輩。彼との出会いで、カフカは再び防衛隊員を目指すことを決意する。登場時はクールな印象であったが、カフカの相棒としてふさわしくなるため、力を求めて努力していく強い意志を見せていくれる。

四ノ宮キコル~防衛隊長官の娘として、実力を兼ね備えた将来を嘱望されたエリートとして登場するが、エリート故の葛藤や家族にまつわるトラウマを抱えており、そのことを乗り越えていこうとする姿を見せてくれる。

そのほか多くの魅力的なキャラクターが登場しており、それぞれの物語がストーリー性を高めてくれます。

不気味な怪獣たち

出生や目的が不明のまま次々と現れる怪獣たちも魅力的です。人間を圧倒する巨大姿と力を持ちながらその姿は形や能力は個性的で、ただの恐怖というよりも不気味な怖さを漂わせてきます。

特に物語の核となる怪獣9号はその最終目的はまだ不明であるが、他の怪獣と一線を画す明確な意思と知性があり、怪獣の持つ不気味な怖さを一層引き立ってくれる存在です。

 また、キャラクターの強さを数値や独自の単位であらわす手法は、最近の漫画における効果的な演出の一つであるが、本作では怪獣の強さを表す表現として地震の強さを表すマグニチュードをなぞらえた「フォルティチュード」という言葉を使い表現している。

アクションシーン

 この作品の魅力の一つで忘れてはならないのは、人対怪獣のアクションシーンである。

防衛隊員は怪獣の力を利用した戦闘スーツや、パワードスーツ、対怪獣用の特殊武器を装備してているとはいえ、生身の体で巨大な怪獣に立ち向かっていくのである。

小さな人間が効果的に怪獣に攻撃を加えるためのスピード感あふれる戦闘シーン、怪獣に大ダメージを与える際の表現など、無駄のないアクションが見る者を引き付けていく。

このアクションシーンがアニメでどのように表現させるかが最大の楽しみである。

まとめ

「怪獣8号」は魅力的なキャラクターたちそれぞれのストーリーと、不気味な怪獣たちのアクションシーンが、アニメでどのように表現されるのかが、楽しみな作品ではないのでしょうか。

放送開始まで1か月を切りましたが、原作の方は単行本11巻まで発売中。ジャンプ+では一部の話を無料で読むことができます。まだの方は、アニメ放送まえに一読することをお勧めします。

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