NHKのドラマ10『燕は戻ってこない』に主人公・大石理紀役で出演し話題になっている俳優の石橋静河さん。
桐野夏生さん原作の同名小説をドラマ化した本作。非正規雇用で困窮する主人公が、お金のために「代理出産」を引き受けるか葛藤するという難しい役を演じています。
ここ最近NHK作品への出演が続いており、演技派として認められてきた石橋静河さんについて調べてみました。
石橋静河さんはどんな人?
名前 | 石橋静河(いしばし しずか) |
生年月日 | 1994年7月8日 |
出身 | 東京都 |
身長 | 163㎝ |
特技 | クラシックバレエ・英会話 |
家族 | 父・石橋凌(俳優) 母・原田美枝子(俳優) 姉・優河(シンガーソングライター) |
石橋静河さんは俳優の石橋凌さんと原田美枝子さんご夫婦の次女として生れます。姉の優河さんはシンガーソングライターとして活動しており、姉の上に一般人の兄もいます。
ちなみに結婚歴はなく、現在独身です。
4歳からクラシックバレエを始め、15歳の時にアメリカやカナダのバレエスクールで学びます。アメリカで入学したボストンバレエスクールは最高水準のバレエスクールとして世界的に有名なんだそうです。そして、2013年に帰国しコンテンポラリーダンサーとして活動を開始します。
もともと俳優の仕事には興味はなかったそうですが、バレエ留学中に演劇に興味をもち、2015年から俳優として活動を開始します。
主な出演は?
2015年9月にROGO『銀河鉄道の夜 2015』で役者としてデビューします。
2016年に作家湊かなえさんの原作を映画化した『少女』で映画デビュー、2017年には『夜空はいつでも最高密度の青色だ』(監督:石井裕也)で初主演を果たしています。この作品では第60回ブルーリボン賞新人賞、第91回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞など数多くの映画祭で新人賞を受賞しています。
ちなみにブルーリボン新人賞は原田美枝子さんも受賞しており、史上初の親子での受賞になります。
ドラマのデビューは2018年NHK福岡放送局の地域発ドラマ『You May Dream』。この作品ではシーナ&ロケッツのボーカル・シーナ役で主演もしています。また、同年には連続テレビ小説『はんぶん、青い』にも出演しています。
2022年には大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に静御前役で出演。源頼朝の前で決意の白拍子を舞っています。
頼朝(大泉洋)の前で舞を舞うシーンはとても重要だったので、練習をたくさんして挑みました。自分が静御前だと気づかれないために最初はわざと下手に躍るのですが、やはりウソを突き通すことができず、正体を明らかにしてしまいます。そうすることでしか自分を納得させられないような頑固さがある女性ですが、義経の前では柔らかさやその場に順応していく賢さがあったと思っています。
引用元:NHKアーカイブス
その後の2年間に今回放送中の『燕は戻ってこない』を含めて4本のNHKドラマに出演。
NHKは本当に実力があると認めた俳優さんをコンスタントに起用することが良くあるので、石橋さんもNHKに認められた俳優になったと言えるでしょう。
配信ドラマでは、『東京ラブストーリー』のリメイク作品でヒロイン・赤名リカを演じています。
今後は?
石橋さんは5月31日公開予定の映画『わたくしどもは』(監督:富名哲也)、6月30日放送予定のテレビアサヒプレミアムドラマ『ブラックジャック』と出演作が続きます。
両親の七光りではなく、実力でキャリアを重ねてきた石橋さん。これからはNHKだけでなく、民放でもこれまで以上に目にする機会が増えていくかもしえませんね。
実力派俳優として認められ話題作に出演が続く石橋さんが、今後どんな演技をみせてくれるのか期待していきたいと思います。
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