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『花ざかりの君たちへ』アニメ化決定 キャスト、製作スタッフは? 豪華俳優陣でドラマ化もした人気作。どんな人が出ていた?

漫画・アニメ

 中条比紗也作の少女マンガ『花ざかりの君たちへ』がアニメ化されることとなった。

 『花ざかりの君たちへ』は、漫画誌『花とゆめ』(白泉社)で1996~2004年まで連載していた少女マンガ。単行本、愛蔵版等を合わせた累計発行部数は1700万部突破し、日本では2回、韓国、台湾でも実写ドラマ化されており、『花より男子』と並ぶ2000年頃を代表する少女マンガだ。

引用元:「花ざかりの君たちへ」公式 (@hanakimi_anime) / X

 かねてより作者の中条比紗也作さんと進めらていた企画であり、残念ながら昨年10月に中条さんは逝去されたが、その後も企画は進められてこの度発表となった。

 『ドラゴンボール』も新作アニメ『ドラゴンボールダイマ』の企画進行中に作者の鳥山明さんが亡くなっているので、残念な出来事が続いてしまいましたね。

どんなストーリー


憧れの走り高跳びの選手佐野 泉に近づくため、アメリカから性別を偽って全寮制男子高に転入した主人公の少女・芦屋 瑞稀。偶然寮で泉と同室になる瑞稀だが、すでに彼は走り高跳びを辞めていた。

順調に男子生徒として潜り込めたと思った矢先、保険医の梅田に「女子」であることを見抜かれてしまう。

泉は瑞稀が女性だといち早く気づくが、そのことを彼女には知らせず、その秘密の生活をひそかに支える。そして瑞稀のことを知っていくうちに、彼女に恋心を抱くようになる。

二人の同級生中津 秀一は瑞稀が女性とは知らないまま彼女を好きになってしまう。自分は同性愛者ではないと悩みながらも、瑞稀、泉のそれぞれの気持ちを知らぬまま3角関係となってしまう。

 そんな危険いっぱいのドキドキ男子校ライフを描いた作品である。

これまで2回のドラマ化

2007年のドラマは『花ざかりの君たちへ 〜イケメン♂パラダイス〜』として放送されました。

主な出演者

  • 芦屋 瑞稀(あしや みずき) – 堀北真希
  • 佐野 泉(さの いずみ) – 小栗旬
  • 中津 秀一(なかつ しゅういち) – 生田斗真
  • 難波 南(なんば みなみ) – 水島ヒロ

他にも岡田将生、城田優、溝端順平、上川隆也、桐谷美玲さんなど豪華な出演陣でした。

また、当時無名だった鈴木亮平さんも出演していたことが、SNSで話題になっています。

引用元:女性自身

このドラマの出演を機に小栗旬さんとの交流が生まれたそうです。

引用元:モデルプレス

そういえば佐野泉役の小栗旬さんは『花より男子』のドラマにもメインキャラの1人の花沢類役で出演していますね。

ドラマはヒット。特に主演の堀北真希さんが、男装した主人公をボーイッシュに演じた姿がハマっていました。放送終了の翌年には、後日談を描いたスペシャルドラマも放送されています。

ドラマ2011年版

2011年には『花ざかりの君たちへ 〜イケメン♂パラダイス〜2011』としてリメイクされています。

主な出演者

  • 芦屋 瑞稀(あしやみずき) – 前田敦子(AKB48)
  • 佐野 泉(さの いずみ) – 中村蒼
  • 中津 秀一(なかつ しゅういち) – 三浦翔平
  • 難波 南(なんば みなみ) – 桐山漣

他には満島真之介、斎藤工さんや柏木由紀さんなどAKB48のメンバーも出演しています。

こちらのドラマの評判は残念ながらイマイチだったようです。視聴率も前作の半部にも届かず、打ち切り説もあったそうです。

 不評だった理由を探ってみると「なんで5年しかたってないのにまた作るんだ?」などの声が上がっており、ヒットした前作の印象が残っている内にリメイクしたのが、良くない理由の一つだったようです。

海外でのドラマ化は人気マンガの証

2006年には『花樣少年少女』のタイトルで台湾で、2012年には『아름다운 그대에게』(日本語タイトル:花ざかりの君たちへ For You Full Blossom)でドラマ化されています。

他に海外でドラマ化された人気少女マンガは『花より男子』(2009年)『いたずらなKiss』(2020年)『のだめカンタービレ』(2014年)の三作品(いづれも韓国)が有名です。海外でドラマ化されるのは、人気少女マンガのステータスの一つかもしれませんね。

いつから放送、製作スタッフ、キャストは?

  アニメの公式サイトを呼び公式❝X official account❞が開設され、花とゆめ編集部のコメントが掲載されましたが、今のところ放送時期、製作スタッフ、キャスト等は発表されていません。

「花ざかりの君たちへ」がアニメになります!

以前から、中条比紗也先生と共に内容を話し合いながら進めてきた企画です。
中条先生もキャラクターのラフやシナリオを見ながら、
まんがと違った表現方法で紡がれる「花君」の世界観をとても楽しみにしていました。

先生と一緒に完成版を目にすることができなかったのは、とても残念ではありますが、
読者の皆様の熱い応援のおかげで、
完結から20年が経とうとしている「花ざかりの君たちへ」が、
再びアニメという形で動き出すことは、大変ありがたいと思っております。

中条先生や読者の皆様の期待に応えられるよう、
制作現場、編集部と力を合わせて取り組んでおりますので、放送を楽しみにお待ちください!

引用:https://hanakimi-anime.com/

 製作会社や監督によってアニメのクオリティが変わってくるので気になるところです。

 連載終了から20年経ってアニメ化が決まったということは、製作スタッフのなかに原作ファンの方がいるのでしょう。

 原作は完結している作品なので、クールごとに放送を区切るのではなく、最終話まで一気に放送して欲しいですね。近況を楽しみに待ってみようと思います。

 

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