大泉洋さん主演の映画『ディア・ファミリー』が今月14日から全国公開になりました。
『ディア・ファミリー』は小さな町工場の経営者だった筒井宣政氏とその家族が、娘の命を救いたい一心で人工心臓の開発を始め、その後、世界で17万人もの命を救うことになるIABP（大動脈内バルーンパンピング）バルーンカテーテル誕生秘話を映画化したもの。
大泉さん演じる主人公の坪井宣政の心臓疾患を持つ娘・佳美役を演じるのが福本莉子さん。
ここ１～２年で話題作に出演している注目の俳優さんです。
福本さんが演じるのは、生まれつき心臓疾患を抱えており、医師から余命１０年、二十歳までは生きられないと宣告された主人公の娘役です。
映画の評判は上々で、福本さんの演技にも『福本莉子さんの演技に脱帽しました』と好意的な意見が挙がっています。
福本莉子さんはどんな人？
| 名前 | 福本莉子(ふくもと りこ) |
| 生年月日 | 2000年11月25日 |
| 出身 | 大阪府 |
| 身長 | 156㎝ |
| 特技 | サッカー、水泳、ピアノ |
| 趣味 | そろばん、英会話 |
大阪府出身の福本さんは、2016年に第8回「東宝シンデレラオーディション」でグランプリを獲得して、芸能界にデビューします。
中学生まではサッカーをしていた福本さんは、このオーディションを受けるまで芸能活動とは無縁の生活で、演技やダンスの経験はなかったそうです。
オーディションを受けたきっかけは
「人生一度きり」と思って。ちょうどその頃「何かに挑戦したい」「変わりたい」と思っていた時期でもありました。そういったタイミングでオーディションの話を聞いて「チャレンジしてみようかな」と思ったことがきっかけです。
だそうです。
ちなみに「東宝シンデレラオーディション」過去のグランプリには、沢口靖子さん、長澤まさみさん、上白石萌歌さんなどがいます。
大阪の高校に通いながら芸能活動を行い、卒業後は大学に通いながら芸能活動を続けています。ちなみに、通っていた大学は明治学院大学などが予想されていますが、公表はされていない様です。
デビュー、その後の活動
福本さんはバラエティー番組や『NHK高校講座』などで芸能活動をスタートさせますが、2018年5月18日に公開された映画『のみとり侍』で女優としてデビューします。同年5月に『コンフィデンスマンJP』でテレビドラマもデビューしています。
その後、映画、ドラマ、舞台でキャリアを積み重ねていきます。
本人がキャリアの転機と感じた作品は2020年公開の映画『思い、思われ、ふり、ふられ』だそうです。
この作品で浜辺美波さん、北村匠海さん、赤楚衛二さんの四人で主演を務めています。
当時の私にとっては今までの中で1番な大きな役どころでしたし、三木孝浩監督にもお世話になりました。映画公開後、実際に学生の時に行っていた映画館に行って、大スクリーンに自分が映っているのを観た時にはすごく感動しました！感慨深かったです。
日本アカデミー賞受賞、話題作へ出演
2022年に主演した映画『今夜、世界からこの恋が消えても』で日本アカデミー賞新人俳優賞に選ばれます。
2023年にはテレビドラマ『トリリオンゲーム』に出演し、超真面目で堅物な高橋凜々を演じ注目を集めました。
今後の出演作、目標は？
現在公開されている『ディア・ファミリー』は評判がよく、今後さらに注目されそうな福本さんですが、2025年春には主演を務める映画『お嬢と番犬くん』の公開が控えています。
そして、福本さんの今後の目標は連続テレビ小説や大河ドラマに出演することだそうです。着実にキャリアを積み上げ注目されているので、目標達成もそう遠くないかもしれませんね。
コメント