『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の漫画『アオのハコ』のアニメが2024年10月からが決定し、スタッフやキャスト、ディザービジュアルが次々に公表となっており期待が膨らんできます。
『アオのハコ』は三浦糀による青春部活ラブストーリー。2021年4月から「週刊少年ジャンプ」で連載が始まり、現在単行本14巻まで発売されて、累計発行部数は370万部の人気マンガです。
バトルアクションが多い『週刊少年ジャンプ』ですが、恋愛マンガも数多くヒットさせてきました。『アオのハコ』はこれまで掲載されてきた恋愛マンガとはちょっとテイストが違うようです。
❝ストーリー概要❞ 主人公の猪股大喜は、中高一貫のスポーツ強豪校「栄明高校」の男子バドミントン部に所属している高校一年生。一学年先輩で女子バスケットボール部のエース鹿野千夏に恋心を抱いていた。朝の自主練習を通じて交流を始める2人であるが、ある日千夏が家庭の事情で大喜の家に居候することに…。
『アオのハコ』は大喜と千夏がひた向きに部活に打ち込みながら、2人の距離を縮めていきます。そして、お互いの存在を、部活に頑張るための原動力に変えていく姿がストーリーの本筋です。
2人の恋を描いたが恋愛マンガではありますが、最近巷にあふれるラブコメに見られるテンプレート的な展開とは一線を画しています。”一つ屋根の下”はラブコメでよくあるパターンだが、だからといってお決まりのお色気シーンは一切なく、ストーリーを盛り上げるための秘密のという要素に、必然性を持たせるためにある感じです。
2人だけではなく、大喜の同級生で彼に思いを打ち明ける新体操部のエース蝶野雛や、千夏と同じバスケ部で大喜に対抗心を燃やしてくる松岡と言った、恋愛マンガに不可欠な三角関係もありワクワクしてきます。
スポーツ漫画としても秀逸
ここまで読むと恋愛マンガのように感じますが、スポーツシーンもしっかりしています。
大喜がその背中を追いかけるバドミントン部の先輩の針生健吾、ライバル校に所属し同じ学年の天才肌の遊佐柊仁など、大喜が超えるべき存在として話を盛り上げます。
試合シーンは短くまとめられていますが、結果より選手の心理描写に重きを置いている感じで、試合が終わった時はいつもドラマティックです。
どこまで放送する?
10月から放送ですが、年内で終了の①クールで放送になるのでしょうか?そうなると、第一期として単行本3巻か4巻位になりますね。花火大会の前後位までかな?
希望としては、大喜と千夏が結ばれるところまで観たいですが、それだと2~3クール分になるから、観れるのはちょっと先にりそうですね。
放送開始までまだ半年ありますが、今年の秋アニメの話題作になるのは間違いないでしょう。
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