前回までは❝これは「そうゆうの」じゃない‼ 絶対違うから❞って自分の気持ちを否定していた東だけど、今回ついに「好きだからだ」と自覚してしまった。
前回廊下で平とぶつかった時に、平がほっとした顔を見せたときが決定的瞬間だったようです。
でも実際そうゆう時ってあるよね。ふとしたきっかけで、自分の気持ちに気づいちゃうことって。この辺がこの作者の上手いところかな。
経験豊富な恋愛初心者:東
どうやら東は恋愛経験豊富な様に見えて、これまでの恋愛でちゃんと人を好きになったことが無いか、相手を好きになったつもりでいたのでしょうね。
要するに『氷の城壁』の雨宮ミナトと一緒ですね。
受験生だから「浮かれてる場合じゃない」と言いながら、無自覚に浮かれてしまって、すっかり経験豊富な女から、恋する乙女に変貌してしまった。
誰かに相談するかしないかで迷ったり。佐藤に相談したらしたで、自分のことを色々と自覚したり、チョットませた中学生に位に見えてきました。
初めて人を好きになったことを自覚したけど、まだ自分が相当重症だということに気づいてないようです。
しかも相手は陰キャで自己肯定感が低い平だけに、告白しないと絶対気づいてもらえないでしょう。今の東には手ごわい恋愛になりそうです。
コメント