本日発売のヤングガンガン17号掲載の『その着せ替え人形は恋をする』第107話読んでみました。
※)あくまで投稿者の個人的な見解、感想です。
扉絵から話が始まりました。
大きな告知記事もありませんね。
単行本14巻は11月25日発売。
海夢の怒り
宇佐美さんの言葉や、のんちゃんと和解したことで、過去のトラウマを払拭し再び海夢とコスプレに向き合おうとした新菜だったが、海夢からは拒絶される。
先に言ってしまうと、ついに、この時が来ましたね💛
前回の終わり方から、また最後に大きな一波乱が巻き起こるのかと思っていたら、とてもイイ感じに裏切られました。
しかし、この時点で新菜は海夢を好きだという気持ちを胸にしまいながら、これまで通りの関係を続けようとしていたということか。
冬コミ後のすれ違いから、初めてお互いに向き合った新菜と海夢。
「俺が作りかいと思ったから作ったんです」「全部自分で決めてやった事です」「本当に衣装を作って良かった」「感謝しているんです」
自分の胸の内を打ち明けた新菜に対して、納得がいかない海夢
これまで、抱えていた鬱積が吹き出したのでしょうね。
告白の機会がなくなり、怒っているとしか思えなく、わけもわからず距離を開けられて、そして自分が新菜の頭師の修行の邪魔をしていた?
そんな、怒り、疑問、不信感、後悔の念を感じました。
告白
こんな悲壮感ただよう告白は初めて見ました。
自分で虜にさせるように振舞って下さいと言っておいて、海夢への反響、好意の目の凄さに嫉妬してしまい、そして自分の気持ちを認識してしまった。
自分の気持ちに気づいてしまったら、みんなに見せないで欲しい、見られないで欲しいと自分の感情を醜く感じてしまった。
それを口にしてしまうと、海夢から大好きなコスプレを奪ってしまう。そもそも自分にそんな資格はない。
ちょっと思いつめすぎな気がしますが、新菜らしいと言えば、新菜らしいですね。
自分も情熱を注ぐ物を持っているだけに、人から奪うことに罪悪感を感じてしまう。
とっくの昔に自分が虜になっていたのに、❝自分なんかが❞と思って、気持ちに気づかない振りをしていたんだろうね。
そして別れを告げるかような告白・・・からの急展開。
『俺は喜多川さんが好きなんです』
告白のシーンはいろいろ想像してきました。どっちから?どんなシチュエーションで?
それでも、今回、新菜からの告白は完璧に予想外でした。
この一言でこれまで新菜が勇気を振り絞って告げた言葉も、海夢の中から吹き飛んでそう。
久ぶりにぶっ飛んだ海夢、置いてきぼりを食らう新菜が戻ってきました。
このシーン最高ですね、何回も見返して、ニヤニヤしてしまいます。
おそらくファーストキスを奪われた新菜ですが、好きな人にキスされて、抱きしめ返さずに引きはがそうとしている人初めてみました。
次回108話以降は?
- とりあえず海夢はデレデレしてそう。
- 新菜は状況を飲み込むのに苦労してそう。
- クラスメイトは祝福しつつ、❝やっとか❞と冷ややか。
- ジュジュ様姉妹はチョット複雑。
- あまね達は祝福してくれる。旭はどんな反応をするんだろう?
- おじいちゃんには・・・そのうち報告。
次にコスプレはどうなるのかな?
海夢のプロからのスカウト、天命編集部の動きも気になる。
海夢がレイヤーとして有名になると、新菜のことも世に知られるようになるのか?
気持ちが通じあった海夢が、新菜以外の作った衣装を着るとは思えないし。二人の周囲が騒がしくなるかもしれませんね?
あと、新菜の修行の邪魔をせずに、スケジュールをしっかり考えてコスに取り組む、そんな約束を交わす二人の姿が想像できます。
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